赤い丘の上に立つ黒い馬

いつものようにハレアカラに朝日が上り、マウイ島にエネルギーを充填し始める。草原には朝露が光り、木漏れ日に頬をくすぐられながらゆっくりと目覚める。
フクロウのジェイクは大あくびをして眠りに入った、、、。へそ曲がりの奴、、。でも、頭は良いし、何でも知っている奴。話すととてもおもしろい。でも、いつも眠たそうだ。きっと考えすぎているんだろう。
恋人のシェリーはまだ夢の中、、、。俺の横で小さな鼻息を立てて寝ている。まつげが長くて可愛い寝顔だ。彼女の寝顔は優しくて、良いお母さんに慣れそうな顔をしている。たまに彼女が母親に感じることがある。
だんだん日が高くなり、草の青い香りを一段と感じる。水分の多い草を求めて散歩に出掛けよう。シェリーをどうするかな?起こそうかな?難しいところだ。女の子って難しい。
迷っているとマングースがチョコチョコ走ってきた。忙しい奴だ。朝なんだから、もっとゆっくりしていればいいのに、、、。
「シェリー、シェリー、散歩に行こう。」シェリーを起こすことにした。彼女は目覚めると細い足をゆっくりと曲げ、フラフラと起きあがって、首を振ったブルブルブルッ。
「気持ちのいい朝だね。散歩に行こうか?」
「キスが先、、。」とウインクをしながらくちびるを前に突き出した。チュッ!
「丘の上に行って、日の当たり具合を見てみよう。」黒いウマは赤い丘の上に立って、草の美味しそうなところを探した。それにしてもすがすがしい朝だ。ここに立っていると本当に気持ちが良い。ミリオンズ・キッス(百万回のキッス)と呼ばれるそよ風に吹かれていると天国にいるみたいだ。王様になった気分さえする。
「どうしたの?どこが良さそう?」丘の下からシェリーがもう待てなそうに聞いてくる。
「ウラパラクラへ行こう。」2頭は仲良くたてがみをなびかせ、ジャレ合いながら走っていった。
ゴールドトゥリーが優しく微笑んでいた。
お寄せいただいた、コメントは匿名でページ上に発表するかもしれませんのでご了承ください。また、エッセイが100編を越えたら、記念として自費出版するつもりです、、、あくまでも予定、、。
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